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【山田涼介】テレビドラマ「もみ消して冬」のロケ地をまとめる

2018年1月期に日本テレビ系にて放送されたテレビドラマ「もみ消して冬」は、裕福なエリート家庭・北沢家の末っ子として生まれた東大卒キャリア組警察官の北沢秀作が、家族が起こしたトラブルをもみ消して回るコメディー作品です。

父・兄・姉の尻拭いを押し付けられる末っ子の秀作がただひたすら不憫なのですが、シュールな脚本、濃すぎるキャスト、そして秀作を演じる山田涼介さん渾身の顔芸心の声。すべてが絶妙に混ざり合い、思わず笑いが込み上げてくるドラマです。問題発生→秀作がもみ消す、というお決まりの流れにも心地良さがありますが、作中世界が一変する9話以降にも注目。

個人的に連ドラ版が大好きなのですが、翌2019年の夏に放送されたスペシャルドラマも傑作です。約2時間の放送時間にシュールなポイントがこれでもかと詰め込まれており、心休まる暇がない。終盤に登場する父・泰蔵のサイン会のシーンは必見です。

この記事では、連ドラ放送当時(5年前)にロケ地を巡った記録をまとめます。最後におまけとして、新橋駅から日テレタワーまでの通路にある広告等についても記載します。

高輪館(全話)

JR高輪ゲートウェイ駅 付近

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秀作の自宅である、北沢家の外観と庭。

旧「東芝山口記念会館」であり、現在は日テレの所有地。近代建築の迎賓館として名は知られているようですが、一般向けに開放はされていません。詳しい場所等は自己責任で探してください。

余談ですが、このドラマは自宅内でのシーンが多いため、ロケ地として見られる場所が少なかったのが残念。

居木神社(1話ほか)

JR大崎駅西口 徒歩3分

irugijinjya.jp

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秀作がもみ消し行為を行った後、関係者への謝罪のため訪れていた神社。

西口から徒歩3分と距離的には近いのですが、大きい通りには面しておらず、住宅街の合間を縫って歩くルートとなるため少々分かりにくい。神社のHPにとても丁寧な説明動画があるので、迷子になる前にそちらをご確認ください。

住宅地の中にあるため、とても静かな境内。向かって左手には、秀作がいつも一心不乱に関係者の幸福を願って絵馬を書いていた掛所があります。

ドラマ放送中には、境内の掲示板にイベントのお知らせと並んでポスターが掲示されていました。ポスターが地域に溶け込み切れず若干浮いていることと、居木神社の御朱印帳のデザインがとてもお洒落なことが分かる。

天王洲ふれあい橋(3話)

東京モノレール・りんかい線 天王洲アイル駅 徒歩10分

秀作が、執事の小岩井を説得するため待ち合わせた橋。

駅直結のエリア「天王洲アイル」の敷地端にあります。駅からファーストタワーを通り、運河沿いのボンドウォークを目指すと見える橋です。

作中では秀作と小岩井が東側(写真右手)の運河を背に会話をしています。やりきれない思いが溢れる場面にそぐわないほど景色の良いシーンでしたが、晴れていれば同じ眺めを楽しむことができます。

天王洲アイル(3話)

東京モノレール・りんかい線 天王洲アイル駅 徒歩8分

www.e-tennoz.com

3話ラスト、ベンチに座る小岩井の元へ秀作が迎えに来た場所。

奥に見える橋が先ほどの「天王洲ふれあい橋」。運河沿いが広々としたデッキとなっており、景色を見ながら散歩が楽しめます。

この柵の前に置かれたベンチに、小岩井が座っていました。長年北沢家に執事として勤めた小岩井は、亡き母親以外では唯一、幼少期からずっと優しく接してくれた人物であり、秀作にとっては家族以上の存在。このシーンの秀作の笑顔がとても好きです。

また、ある人物と小岩井との結びつきが想像以上に固く、秀作のもみ消し作業をその人物が手伝うシーンにはぐっと来るものがありました。この人物が誰かは、本編をご確認ください。

小岩井を演じる浅野和之さんは、こちらの作品にもキーパーソンとして出演されています。

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【おまけ】新橋駅→日テレタワーまでの通路広告

日テレの連ドラ名物、日テレタワー地下入り口の前にあるドラマの大看板。新橋駅から構内の案内看板に従い、地下鉄の汐留駅に向かう道中にあります。

2018年1月期は日テレ系ドラマの主演俳優3名の平均年齢の低さが話題になっていました。広瀬すずさん・山﨑賢人さんと並ぶと、当時24歳の山田涼介さんが最年長になってしまう。

正面からの写真。この兄弟3人で画面を3分割し、華々しい肩書きと致命的な本質が一目で分かるシュールなメインビジュアル、大好きです。

この当時は、大看板までの道中にある液晶看板にも広告が出ていました。すべての画面に全く同じ映像が同じタイミングで流れるため、とても迫力がある。

目指すは未来の警視総監。結末を知ってから見ると何とも言えないものがある。

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