海外への渡航制限が緩和されつつある現在。コロナ禍前のような海外公演が開催される日も近いかもしれません。
ここでは2019年10月に行われた、Hey!Say!JUMPの台湾公演に参加するまでの流れを覚書のような形でまとめておきます。
ちなみに、私ですが
- オフィシャルツアー落選
- 海外渡航経験なし
- 1人旅
という割とハードな状況でした。同じような立場のかたの参考になれば嬉しい。
- 2019.6.14 開催発表
- 2019.7.5 申込開始
- 2019.7.15 申込締切
- 2019.7.26 当落発表
- 2019.7.28 チケット一般販売
- 【休憩】海外遠征の準備
- 2019.9.28 ポップアップストア開店
- 2019.10.3 メンバー現地入り
- 2019.10.5~6 公演日
- 2019.10.7 おまけ
2019.6.14 開催発表
メンバー4名が現地にて記者会見し、唐突に開催が発表される。
- 開催日:10月5日(土)、6日(日)
- 会 場:台北アリーナ
Hey!Say!JUMPは2012年にアジアツアーを行っている。最初は5か国ほど回る予定が、蓋を開けたら開催地がどんどん減っていき、最終的に「アジアツアー」と称して良いのか迷うような開催国数になった経緯がある。
私個人としては、当時は貧しい大学生だったため、海外遠征しようという発想自体がなく、大人しく横アリで折り鶴を折っていた。今度こそは現地まで行きたい。
2019.7.5 申込開始
オフィシャルツアーの内容が公開され、同時にオンラインでの申込も開始。
オフィシャルツアーとは?
今回のオフィシャルツアーは、2泊3日の旅程でチケット1公演分+往復航空券+ホテル2泊分のセット。そして①飛行機への搭乗、②空港からホテルまでの往復、③会場までの往復 が団体行動となる。
その他の特典としては、メンバーの写真入りの旅のしおりやオリジナルのグッズが配布される。
発着空港は羽田、成田、中部、関西、新千歳、福岡から選べる。価格は空港・時間帯ごとに異なり、1人あたり12万円台〜14万円台。
なお、申込人数は1名〜4名。同行者は非会員も可。
パスポートの取得・期限確認
当落に関わらず、少しでも行きたい気持ちがあればこの段階でパスポートの期限確認はしておきたい。また、パスポートを所持していない場合も早めに申請しなければならない。
生活圏内に窓口がなかったり、窓口の営業時間内に辿り着けなかったり、本籍地が遠い場合は戸籍謄本の取り寄せに時間がかかったりと、手続きに時間がかかるため注意。
2019.7.15 申込締切
1名で、羽田と成田のコースを混ぜて希望欄を埋めた。倍率が高いのは知っているが、さすがに他の空港は選べなかった。
2019.7.26 当落発表
落選しました。
1名での申し込みが良くなかったのだろうか。(会員番号5桁前半の名義)
Twitterを見る限り、落ちたと呟いている人はいなかった。わざわざ書かないだけかもしれないが。
2019.7.28 チケット一般販売
この日は日曜日。12:00(うろ覚え)からtixCraftという現地サイトでチケットの一般販売が始まった。サイトは中国語表記だったが、所々に何故か日本語も混じっており、意外と解読できた。
チケットの購入
日本のチケットサイトほど絶望的に繋がらないということは無かったけれど、前方の席は既に売り切れていた。元々殆どがオフィシャルツアー用なのだと思う。
現時点でエリアごとの残数が表示されている座席表を見ながら、黄2Eエリア(1階スタンド)と黄3Iエリア(2階スタンド)を購入。ちなみに、座席位置によって価格が異なる。黄2Eエリアは約8,000円、黄3Iエリアは約12,000円だった。
当然ながら、サイト上の表記は台湾ドルのため金銭感覚が狂わないように注意。支払いはクレジットカードとなる。ちなみに紙チケとの引き換えは現地で行われるが、席番号は購入時に分かる。(どこまで自分で座席を選べたかはうろ覚えですが、エリアを選ぶとランダムで表示される形だったような気がする)
複数公演に入りたい場合は?
ここからはあくまでも今回の話です。
オフィシャルツアーに当選した場合でも、2公演のうちツアーに含まれていない方のチケットを自力で取れば2公演見られるのでは?とも思えるが、今回はどの時間帯のコースを選んでも、フライト時間の関係上、2公演を見ることはできないスケジュールとなっていた(はず)。
くれぐれも自己責任で、オフィシャルツアー申し込み前に旅程をよく確認する必要がある。
【休憩】海外遠征の準備
飛行機
近隣の空港は台湾桃園空港と台北松山空港の2つ。どちらも地下鉄で都市部まで繋がっているが、前者は会場まで1時間弱かかり、後者は数駅。
首都圏からだと主に成田からは桃園、羽田からは松山の便が出ている。羽田ー松山は利便性が高いため、そのぶん人気が高く、チケットも高額となる。オンラインでの購入は、国内便の購入と同じ流れ。
ちなみに、行きは成田→桃園、帰りは松山→羽田のチケットを取ったが、圧倒的に帰りが楽だった。
ホテル
会場最寄りと同じ路線の地下鉄駅近のホテルを予約した。日本円で1泊1万円ほどの所を選んだが、こんなに良い所に泊まっていいの?という印象だった。当時の状況・個人の印象ではあるが、日本の同価格帯と比べ1つランクが上がるような感じ。
駅もコンビニも近く、夜も明るい場所で、簡単な日本語も通じた。海外旅行に不慣れな人はホテル代をケチらない方がいいと思う。ちなみにオフィシャルツアーの参加者も宿泊していたホテル。
予約は楽天トラベルで、国内旅行と何ら変わりなく確保できた。
モバイルWi-Fi
海外旅行に慣れている人にとっては今更な話ですが、日本国内で使用しているスマホは、海外でそのまま使用することができない。
今回は海外対応のモバイルWi-Fiをレンタルしました(国内用を持ち込んでも当然使えない)。空港受取・空港返却が想像以上に便利だった。受取と返却の空港が違っていてもOKという懐の深さ。
現地のSIMカードに入れ替えた方が安いらしいが、不慣れなため簡単そうな方を選んだ。実際に、国内でのWi-Fi設定と何ら変わらず、問題なく使用できてよかった。ネットさえ繋がれば何とかなる。多分。
現地通貨
基本的にクレジットカードがあれば何とかなるのだとは思うが、不安だったため2万円分を両替して行った。両替場所によって若干レートが異なる。
屋台などローカルな場所へ行かなければあまり出番はないものの、地下鉄やバス乗車時にも使うため、多少は現金が必要。
2019.9.28 ポップアップストア開店
華山1914という現地のイベントスペースが集まるおしゃれエリアのような場所で、期間限定ショップが開かれていた。期間は9/28〜10/13。パネル展とCD・DVDの販売がメイン。もちろんライブ期間中も開店しているが、当然その土日に来店者が集中するため混雑と行列が酷かった。
2019.10.3 メンバー現地入り
数日前にメンバーが台湾入り。出待ちが大勢集まる台北松山空港で、移動時の私服のまま現地メディアからの取材を受けていた。日本ではまず見られない光景。
2019.10.5~6 公演日
何とか無事会場へ辿り着きました。
しかし、安心するのはまだ早い。一般販売で購入したチケットを引き換えるという大仕事が残っている。地下鉄出口から会場を挟んで反対側にある引換所にて、身分証を提示して引き換える。やましい事は何もしていないが緊張した。
日本語が拙い。
ちなみにこの台湾公演の様子は、2019-2020 PARADEの初回限定盤に特典ディスクとして収録されている。新品では入手困難のため、気になる方は中古品を探してみてください。
2019.10.7 おまけ
メディアの取材が入っていれば、台湾の新聞にも公演翌日に記事が掲載される。新聞はコンビニ等で容易かつ安価で購入できるため、旅の記念として現地の空気感を持ち帰るのには最適。
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無事帰国した感想としては、個人的に単独行動が大好きなので、オフィシャルツアーではなくても何の問題もなかった。チケット確保の心配がなければ、ですが…。
また、現地のことは別記事にまとめました。こちらはただの日記です。