愛知県名古屋市にある、中部電力 MIRAI TOWERに行きました。数年前に改装されるまでは「名古屋テレビ塔」として長年親しまれてきたタワーです。
基本情報
- 開業:1954年(昭和29年)
- 高さ:180m
- 料金:大人1,300円
- 最寄駅:市営地下鉄 栄駅・久屋大通駅
- キャラクター:ウエミーヤ
タワー内部の様子
入場口からEV乗り場
タワーの真下に入り口があります。一見、こじんまりとしたホテルのような雰囲気ですが、実際に4階・5階部分はホテルであるため宿泊も可能。
入場してすぐの1階フロアにチケット券売機があります。展望フロアまで昇る場合はここでチケットを購入することになりますが、チケットが無くても3階のエレベーターホール手前までなら行くことができる。
3階にはグッズショップやカフェ、イベントスペースなどがあります。カフェには外向きの座席もあり、タワー周辺の様子を眺めながら休憩することができる。改装したばかりで、全体的にシンプルかつお洒落な雰囲気。



訪問時(2022年12月)にはタワーのパネル展が開催されていました。随所にマスコットキャラクター・ウエミーヤの姿が見えるのがかわいい。個人的には歴代のパンフレット(写真右)がとてもレトロで好みでした。
エレベーターで展望エリア(有料)へ向かいます。
スカイデッキ(屋内)
エレベーターを降りてまず驚いたのは、展望室の雰囲気の良さ。
わたしが知っている「タワー」ではない。お昼寝が捗りそうです。椅子などの座る場所が多い印象。週末の昼間でしたが、悪天候(小雨)のためあまり人がいなかった。
白と緑を基調としており、ボタニカルな雰囲気。また、窓ガラスが全面ではなく腰から上部分のみとなっている造りも珍しい。カウンターテーブルのようになっています。
タワーにちなんだ書籍が置かれた本棚。手に取って読むことも可能。お洒落なカフェみたい。
スカイバルコニー(屋外)
階段を上ってスカイバルコニー(屋外)へ出ます。決めポーズのウエミーヤがかわいい。
天井部分はネット張りになっており、完全なオープンではないものの、外の空気を吸いながら景色を見ることができます。このエリアも床が芝生のようになっている。
こちらは全国タワー巡りの中で随所に登場する「恋人の聖地」。一部のタワーの展望室の一角に設置されており、グッズショップで購入したハートの南京錠をかけることができます。写真左手に移りこんでいるのは何故かここにあるバランスボール。
裏に願い事や名前を書き、好きな場所へ施錠しているようです。「名古屋テレビ塔」の文字とマークが描かれていて可愛らしいデザイン。
展望フロアからの眺め
各方面の窓にはとても親切な案内看板が設置されています。せっかくなので景色と一緒に撮影。
↑ JR名古屋駅方面。中央奥の高いビル群が名古屋駅周辺。ちなみに、1番左の最も高いビルが駅前のミッドランドスクエア。最近、25階に将棋の対局場が出来たことで話題になりました。県内在住の藤井聡太竜王もここで何度も対局をしています。
↑ 左奥に小さく見える緑の屋根が名古屋城。余談ですが、名古屋城の最寄駅は市営地下鉄「市役所駅」でしたが、2023年1月に「名古屋城駅」に変わりました。本当に名古屋城敷地のすぐ目の前にあるため、観光客としては分かりやすくてありがたい。
↑ 中央やや左奥に見えるドーム状の屋根がバンテリンドームナゴヤ(ナゴヤドーム)。こちらも2021年から名前が変わりました。このドームも地下鉄駅の目の前でとても分かりやすい。名古屋は広すぎず狭すぎず、そして東京や大阪からも行きやすくとても便利な都市だなと行くたびに思います。
↑ 足元にある円盤型の屋根を持つ施設・オアシス21がよく見える。この距離だと人の動きもよく分かるので眺めてみると面白い。
ウエミーヤ
先程から何度か呟いていますが、マスコットキャラクターのウエミーヤがかわいい。
このレトロなネオン看板はスカイバルコニーにあります。
ウエミーヤは男の子。タワーを見上げすぎて、上しか見られないそうです。それは大変だ。


こちらは3階のパネル展より。上を向くと天井に鏡が付いており、ウエミーヤと目が合うつくりになっています。真上から見ないと顔が見えない。
同じ3階のグッズショップにあったウエミーヤのぬいぐるみがとても可愛かった。10分くらい悩んで買わなかったが、次に行く機会があれば買うかもしれない。
スタンプラリー
1階チケット売り場近くの窓口で、専用スタンプを押しました。記念品はウエミーヤの缶バッジ(下の写真参照)。
チケット・パンフ・メダル
チケット(右上)はタワーを造る職人さんたちの写真。なかなか渋い。パンフレット(左)は通常のA4三つ折りよりも細めでスタイリッシュ。
そして記念メダル。シンプルな絵柄のものもありましたが、ウエミーヤが可愛かったのでフルカラーのメダルにしました。
最後におまけとして、市営地下鉄栄駅4番出口付近にある、映えるフォトスポットからの写真を載せます。