新幹線が好きです。
座席でゆったりとしている自分の横で、飛ぶように変わる車窓の風景。各都市間が地続きでずっと繋がっていて、窓から見える知らない街で知らない誰かが生活していると思うと、何だか不思議な気持ちになります。
そんな乗り鉄の端くれ未満の人間が、さいたま市にある鉄道博物館(JR東日本)と、京都市にある京都鉄道博物館(JR西日本)の展望デッキから新幹線を眺めてきました。ついでに新幹線の座席からも各施設を眺めてみました。
※新幹線の写真はあまりにも下手過ぎたため一切登場しません。
鉄道博物館
さいたま市にある鉄道博物館。JR大宮駅からニューシャトルで1駅の鉄道博物館駅が最寄りです。駅直結。入館料は大人1,330円。現在は館内で入場券の販売をしていないため、事前にコンビニ等で時間指定券を購入する必要があります。当日ふらっと入館することが出来ない場合もあるためご注意ください。
パノラマデッキから見る新幹線
JR大宮駅は東京駅から北へ向かう新幹線の分岐点となっており、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、そして北海道新幹線の計6路線が乗り入れています。そのため、この鉄道博物館の屋上・パノラマデッキからは、多種多様な新幹線が次から次へと速度を落として通行する様子を見ることができます。
左手が新幹線。右手が在来線。中央は鉄道博物館のミニ運転列車です。この写真、少し画質が悪いように見えるのには理由があります。
デッキと線路とが近すぎるが故に、高いガラスの塀越しでしか撮影できないためです。一部ガラス部分のない柵もあるのですが、場所取りに勝たなければならない。
新幹線の種類と通貨時刻が一目で分かる時刻表。一番本数の少ない時間帯でも、1時間に7本、上下合わせて14本見ることができます。
新幹線から見るパノラマデッキ
こちらからよく見えるということは、あちらからも見られているということ。
鉄道博物館の建物の一番近くを通るのは、各新幹線下りのA席です。新幹線からデッキは見えづらいのですが、3階新幹線ラウンジがちょうど目線の高さであるため、施設内から新幹線を眺めている人がばっちり見えます。手を振ってあげると喜ぶかもしれません。
京都鉄道博物館
公式サイト:https://www.kyotorailwaymuseum.jp/
京都市にある京都鉄道博物館。JR京都駅から嵯峨野線で1駅の梅小路京都西駅に隣接しています。入館料は大人1,200円。
スカイテラスから見る新幹線
京都鉄道博物館の屋上・スカイテラスは、とにかく視界が広い。見ることが出来るのは東海道新幹線のみですが、左手遠方には京都タワー、右手遠方には東寺も見えるため、電車と京都の観光名所を一緒に写真に収めることが可能。
ちなみに、右手側が新幹線、中央から左手側が在来線の線路になります。
新幹線から見るスカイテラス
こちらは少し線路との距離があるため、建物の中の人と目が合うことはありませんが、京都鉄道博物館の全体像を遠目から見ることができます。一番近いのは上りのE席。なお、この席からは静岡県内走行中に富士山も見ることができます。