ポケモンの絵柄のマンホール、通称「ポケふた」。
東京都町田市の芹ヶ谷公園敷地内には、計６枚のポケふたがあります。各設置場所への行き方を説明します。
町田駅から芹ヶ谷公園まで
駅〜原町田大通り
駅から公園までは徒歩約15分。鉄道会社が異なる２つの「町田駅」から、まずは原町田大通りに出ます。
JR町田駅から
北口から外へ出ます。目の前に見えるデッキのある大通りが原町田大通り。そのまままっすぐ通りに沿って歩きます。
小田急電鉄町田駅から
南口から外へ出ます。目の前の飲食店が立ち並ぶエリアを数分ほど歩くと、大通りへ出ます。大通りを左折し、そのままビルの立ち並ぶJR町田駅方向とは反対に進みます。
原町田大通り〜公園
大通りを５分ほど歩くと、丁字路に辿り着きます。横断歩道を渡り、右手奥方向に見えるローソンの左側の路地に入ります。
そのまま住宅街を道なりに歩くと、公園の敷地が左右に見えてきます。さらに進むと公園内への入り口があります。
公園内の設置場所
公園内を迷わず歩くと約15分ほどで全６枚のポケふたを見ることができます。
今回は道路から右手の入り口に入り、右回りで進みます。
なお、町田市役所のHPにて配布されているマップには、遊具や配置物等まで書き込まれているためとても分かりやすい。
ポケふた（ニョロモ）
道路から右手の東側エリアに入り、すぐ右方向を見下ろすと、木に囲まれた大きなオブジェがあります。オブジェのやや手前がポケふたの設置場所です。
水面から２匹のニョロモがこちらを覗いています。ニョロモは上手く歩くことが出来ず、水中の方が得意であるとのこと。
ポケふた（ナゾノクサ、ビートル、キャタピー）
先程のオブジェの目の前には、広場があります。広場右手の遊歩道を暫く歩きます。
１分ほど歩くと中程に分岐点があり、その場所にポケふたがあります。
木陰からちらりと覗く３匹。ちなみにこの公園、実際に虫が多く生息しているため、苦手な方は要注意。
ポケふた（ポッポ、コラッタ）
先程の分岐点を曲がらずに、そのまま奥へ進みます。グラウンドの奥には水辺のエリアがあり、池の中央には大きなオブジェが見えます。
オブジェの手前側（グラウンド側）にポケふたがあります。
草陰から飛び出すポッポとコラッタ。奥にはオブジェも見えます。そして左側には見覚えのあるしっぽも……。
ポケふた（ゼニガメ）
先程のポケふたから池を挟んでちょうど反対側（トイレ側）に、もう１枚のポケふたがあります。
水遊びをするゼニガメ。水しぶきが上がり、トレーナーの少年が慌てているようです。実際にこの池でも水遊びができます。
ポケふた（ヒトカゲ）
東側エリアの４枚を見終えたため、今度は西側エリアへ。最初に見たニョロモのポケふたの近くにあったオブジェの裏側にトンネルがあります。
トンネルを潜ると、道路を横断せずに西側エリアへ入ることが出来ます。トンネルを出た後は右側の通路へ入ります。
通路を数分ほど歩くと、右手に管理事務所が見えてきます。そのまま道なりに進むと奥にトイレの建物が見えますが、その少し手前の階段下にポケふたがあります。
トレーナーの少年を嬉しそうに見上げるヒトカゲがとてもかわいい。
ちなみに服装を見ると、この少年は赤・緑版の主人公。先程のゼニガメのポケふたに描かれていた少年は、リメイクであるファイアレッド・リーフグリーン版の主人公であることが分かる。細部のこだわりも見逃せない。
ポケふた（フシギダネ）
先程見えたトイレの建物の前まで進み、左折します。そのまま少し進むと右手に四阿（屋根付きのテーブルとベンチ）が見えます。
そのさらに奥にも屋根のないテーブルとベンチがあり、その付近にポケふたがあります。
トレーナーの少女と嬉しそうに散歩するフシギダネ。こちらの少女はファイアレッド・リーフグリーン版の主人公です。
余談ですが、初代から２代目である金・銀までは、主人公の姿は男の子一択でした。それが３代目からは女の子の姿も選べるようになり、さらに現在は「性別」の選択肢自体が無くなり、肌の色から髪の色まで自由に選べるようになっています。
地図で見ると大きな公園ですが、歩いてみると意外とコンパクトでした。設置場所も奥まった場所などではなく、全て１本の散策コースの範囲内に無理なく収まる形でとても親切です。
【おまけ】なぜ町田市なのか？
東京都町田市は、ポケモンの生みの親である株式会社ゲームフリークの代表取締役社長・田尻智氏が少年時代を過ごした場所。
ポケットモンスター 赤・緑の舞台であるカントー地方は、その名のとおり関東地方がモデルとなっています。そしてゲーム内で始まりの地であるマサラタウンは、町田市がモデルなのではないか、との説もあります。
そのため、ゲーム序盤に登場するポケモン達が、ポケふたの姿となってここ芹ヶ谷公園に生息しているようです。
ポッポ…ではなく公園入り口でよく見かける金属製のスズメ。
