ひとりクローズドサークル

好きなものに対する思いをひっそりと呟くブログ

スクラップ帳のような「ぺたぺた日記」なら10年以上続けられる

今週のお題「はてな手帳出し」

どうしても日記やスケジュール帳が続かない。旅行中の出来事や、ライブで見た好きなアイドルの姿など、特別な出来事については自然と記録が出来るのですが、日常を文字で残すことが昔から何故か苦手です。楽しいことも、つらいことも、後から読み返すと必ず身体のどこかがむず痒くなってしまう。

ただ、普段の生活の痕跡が全く残らないのも味気ない。そこで、高校生の頃から「ぺたぺた日記」の形で記録を始めてみたところ、性に合っていたのか現在まで続いています。

「ぺたぺた日記」とは

イラストレーターである杉浦さやかさんの著書「たのしみノートのつくりかた」に登場する、杉浦さんが日常的に付けている日記です。生活の中で手に入れた『紙もの』を主役として無地のノートに貼り付け、そこに絵や文字をおまけとして付け加えるスタイル。

ぺたぺた日記以外の各種記録ノートも沢山紹介されており、とても素敵です。

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わたしの「ぺたぺた日記」

生活の中で手に入れた紙ものを1年分ストックし、年明けに厳正なる選別をした後にスティック糊やテープ糊で貼りつけています。貼るときのルールとしては、凝ったデコレーションは一切行わず、淡々と貼り付けるのみ。図鑑のような素っ気ない仕上がりにしています。

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貼りすぎてノートが閉じない。箱に入れて保管しています。

 

使っているノート

ロルバーンLサイズ(地域限定柄)

www.delfonics.com

DELFONICSのロルバーンLサイズ(B6相当)。120ページ+透明ポケット5枚。

数えきれないほどの表紙デザインがありますが、地域限定のものを収集&使用しています。東京(東京駅)→名古屋(小倉トースト)→福岡(あまおう苺)と来て、今年の分からは仙台七夕を使用する予定。

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東京駅柄は東京駅のトレニア―トで手に入ります。店舗は丸の内地下中央口と地下南口の間にありますが、いつも迷子になる。

おすすめしたい点

  • デザインのお洒落さ(コラボ物も多く種類豊富)
  • 紙の色と模様(クリーム色・5mm方眼入り)
  • ポケット付き(糊付けしたくない物を収納できる)

不満点

ロルバーンに非はないのですが、大きなサイズのチラシやパンフレットを貼りたい場合も多いため、A5サイズでは物足りない場面も多い。

 

貼っているもの

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お菓子の包み紙・ラベル

パッケージや中の説明書きまで、汚れていない部分は切り取ってノートに貼ります。特にお土産やお取り寄せのお菓子は貴重な素材。上の写真だと中央の春限定GODIVA、右下の京都五重塔モロゾフなど。

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本の付属品

帯は外す派です。外した帯は潔く捨てていますが、気に入った絵柄のものや、好きな作家の紹介文入りのものなどはノートに貼っています。また、しおりにも可愛いデザインがあり、見逃せません。上の写真中央は金田一少年の事件簿の帯、中央下は有栖川先生や青崎先生のコメント付き帯、左下は講談社文庫の新キャラクター・よむーくのしおりです。

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衣料品等のタグ

可愛いデザインの物を貼り付けています。写真では中央上のモンスターボールとスヌーピーのタグ。また、高価な服のタグはデザインに関わらず注意書き等を確認できるよう貼り付けています。

商品パッケージ・チラシ

何か商品を購入した際の付属物にも貼れそうな物がないか探しています。写真右上のチラシはポケモンのゲームソフトに付いていたもの。中央のレトロな紙はアデリアレトログラスについていたもの。左の古畑任三郎コレクションのチラシは書店で貰いました。

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雑誌・カタログの切り抜き

たまにファッション誌やカタログ等に気に入った写真があると切り抜いています。フェリシモのカタログで、デザインは好みだが自分が似合わなさそうな服の写真を涙ながらに切り抜くことも多い。

封筒・切手・スタンプ

旅行先では必ずスタンプを押すための用紙を持ち歩き、隙あらば押す。また、郵便物に貼られていた記念切手・グリーティング切手も剥がして保管しています。写真中央に写っているのは、神戸市立動物園にある異人館デザインの切手。実物を見たことがあったため嬉しい。

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チケット半券・パンフレット

写真には載せていませんが、映画の半券やムビチケカードも貼ります。また、チケットを購入して入場するような施設を訪れた際にも、半券やA4三つ折りのパンフレット等を必ず保管します。

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生活感溢れる紙ものについて長々と語ってしまいましたが、このように些細な物であればあるほど、10年後20年後に見た時に面白みがあるのかもしれません。

高校時代のぺたぺた日記には、好きだったコンビニのパンに貼られていたシールや、懐かしい磁気の定期券が貼られています。記憶はどんどん薄れていきますが、高校生だった自分は確かに存在したという「証拠品」を残すことができるという面で、文字による日記が苦手な方にもおすすめしたい記録方法です。