読書が好きです。ただ、購入できる本の数には物理的・金銭的に限りがあります。そのため、今まではあまり冒険せず、自分の好きな偏ったジャンルのものばかり読んでいました。
しかし、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」を利用するようになってからは、自宅に居ながら多種多様な本を気軽に手に取ることができるようになり、楽しい毎日を送っています。
kindle unlimited とは
対象書籍が読み放題
月額料金を払うと対象の電子書籍が読み放題となるAmazonのサービス。いわゆる「サブスク」です。
対象書籍かどうかの見分け方は、検索結果一覧や各書籍の購入ページに「kindle unlimited 読み放題」のロゴマークが付いているかどうかにより判別できます。
↑ 広告の2行目がロゴマーク
利用料金
通常時は月額980円。
ただし、2か月99円や3か月199円などの価格破壊キャンペーンをかなり頻繁に行なっているため、加入タイミングを見極めたほうがお得です。
なお、一度もサービスを利用したことのない方に限り、1か月間無料となります。1か月以内に解約しても料金を取られることはありませんが、1か月を超えると自動的に料金が引き落とされるため、無料期間のみ利用したい場合はご注意ください。
kindle unlimited の使い方
※Amazonの会員登録がされていることを前提とした説明です。
端末を準備する
kindleの専用端末があると便利ですが、kindleのアプリをダウンロードすることが出来るスマートフォン・タブレットがあれば利用可能。
登録方法
「kindle unlimited」トップページを開くと、今までの利用経験に合わせて無料体験もしくは料金プランの提示がされているページが表示されます。自分が支払う料金の確認をした上で、ボタンを押して購入手続きを進めます。
なお、サブスクの特性上、支払方法はクレジットカードや携帯キャリアのまとめて支払い等に限られるため注意。
本を選ぶ
いつものAmazonの商品画面から本を選びます。「注文を確定する」ではなく「読み放題で読む」のボタンを押します。
返却する
手元に保有できる書籍の数は20冊までです。そのため、21冊目の「読み放題で読む」ボタンを押した際に、代わりに返却する1冊を選ぶ画面が表示されます。
20冊以下で返却を希望する場合も、各端末で対象書籍のメニュー画面から返却を選ぶことが出来ます。
解約方法
Amazonのアカウントサービスから「メンバーシップおよび購読」を選び、kindle unlimitedの利用停止手続きに進みます。解約ページに辿り着くのが難しかったり、複雑な手続きが必要だったりすることはなく、わりと良心的だと思います。
繰り返しますが、無料期間中や割引キャンペーン期間中に解約したい場合は、契約更新日の管理を自己責任で行いましょう。期日を過ぎると自動的に料金が引き落とされます。
kindle unlimited のここが好き
すぐに返却できる
このサービス1番の強みは、数ページ読んで「自分とは合わないな」と感じた場合に即返却できること。一度に端末に保有できる冊数の上限はありますが(20冊)、何度返却しても月額料金以上のお金はかかりません。
試し読みとして使える
シリーズものの最初の数冊のみがkindle unlimitedの対象となっていることもあります。正直、数ページだけの試し読みでは雰囲気が分かりませんが、1冊丸ごと読むことが出来れば自分との相性が分かりやすいため、大人買いの前の試し読みとしても活用できます。
kindle unlimited のここが不満
対象書籍を探しづらい
タイトルや作家名を狙い撃ちで探す場合は問題ないのですが、いわゆるジャケ買いのようにふらっと偶然の出会いを求める形で本を探すのが難しい。オンライン書店全般に言えることではありますが……。
個人的には、人気ランキングを見たり、カテゴリから地道に探したり、「この商品を購入した人はこちらも購入しています」欄を漁ったりしています。
突然対象外になることも
昨日までサービス対象だった商品が、突然読み放題では読めなくなる場合もあります。気になる本は早めに読みましょう。
しかし、逆に「買おうか迷っていた本がいつの間にかサービス対象になっている!」という喜びも何度かありました。
一長一短のあるサービスですが、上手く使いこなすことが出来れば、読書好きにとっては自宅が図書館になる夢のようなサービスだと個人的には感じています。