映画やテレビドラマの公式グッズ、ありますよね。近年は役柄の衣装を着たアクスタだったり、人気キャラクターとのコラボ商品だったりと、色々な趣向を凝らしたグッズを目にするようになりました。
その手のグッズのほうが売れるのだろうな、ということは素人でも何となく分かります。
ただ、私が個人的に好きなのは劇中の小道具を模したグッズです。言葉ではどのようなものか伝わりにくいかと思うので、手元にあるグッズの写真を並べます。
テレビドラマ
主人公のスマホカバー
金田一少年の事件簿N (2014年)
劇中で主人公である金田一一が使っていたスマホカバーのレプリカ。何故かは分からないが実写4代目は唐草模様を好んでおり、財布も同じ柄のものを使っていた。ちなみに写真左のカバーはiPhone4サイズ。時代を感じる。
また、実写4代目は実写初代の制服を忠実に再現するため、制服ズボンを生地から作成したとのこと。衣装に使用した後、余った生地で作られたものが写真右のミラー。裏エピソード込みでとても素敵な商品。
主人公の父が経営する蕎麦屋のソバ
キワドい2人-K2- (2020年)
主人公2人(神崎・黒木)の父は、警察官を辞めた後、信州で蕎麦屋を営んでいる。店構えや実際に蕎麦を打つシーンが作中に何度か登場したが、この商品はその父の蕎麦屋のソバという設定。
まさかテレビドラマのグッズに蕎麦(乾麺)が登場するとは思わなかったが、包み紙を綺麗に剥がして美味しくいただいた。
映画
主人公が愛用するボールペン
暗殺教室 (2015年)
なかなかのメモ魔である主人公・潮田渚が作中やポスタービジュアルで使用している多色ボールペン。軸には学園名が書いてある。
ちなみに写真左、殺せんせーのイヤホンジャックマスコットは作中の小道具ではないが、公開初日舞台挨拶で潮田渚を演じた山田さんがスーツのポケットにちょこんと挿している様子が可愛いかったので購入した。舞台挨拶の小道具にするのは反則だと思う。
登場人物が敬愛するミュージシャンのCD
グラスホッパー (2015年)


殺し屋斡旋業を営む岩西が愛してやまないアーティスト、ジャック・クリスピン。もちろん架空の人物だが、映画では実在のバンド(ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン)が挿入歌を書き下ろしている。その挿入歌CDがグッズとして限定販売されたもの。
CDジャケットは、作中の岩西の事務所に置かれていたレコードと全く同じ絵柄。こういうグッズが欲しかった。最高です。
物語の鍵となる牛乳箱
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2017年)
主人公・敦也が時を越えて手紙のやりとりをする際に郵便受けとして使用する牛乳箱をイメージした箱入りメモ。
作中の牛乳箱がレトロで可愛かったため、グッズ化されて嬉しい。さすがに牛乳箱そのものの形を再現するのは難しかったようだが、一応これも紙の入った箱ではある。
登場人物が身につけるエンブレム
鋼の錬金術師 (2017年)
各種エンブレムのタトゥーシール。左上から時計回りに、①エドのコートの背中「フラメルの十字架」②ホムンクルスの印「ウロボロスの紋章」③マスタング大佐の手袋に書かれた錬成陣④アメストリス国軍のエンブレム。
勿体なくて使えない。
作中に登場する標識・看板
大怪獣のあとしまつ(2022年)
作中に登場する各種標識・看板をモチーフにしたシール。
大怪獣が暴れ回っていた作中世界の随所に登場する警告標識・看板のデザインが、作り込まれていてとてもお洒落だったのが印象に残っている。特にデザインが気に入った立入禁止テープがそのまま商品化されていたら多分買っていた。