横浜市のみなとみらい地区から程近い場所にある、野毛山動物園へ行きました。野毛山動物園、入園料が無料です。何かの間違いではないか。
JRや横浜市営地下鉄の最寄り駅である桜木町駅からは徒歩15分。道中に急な坂もあり、徒歩だとなかなか大変です。歩きたくない場合は桜木町駅前から市バス89系統で220円。動物園の目の前にバスが停まります。
ちなみに、市バスは均一料金のため、横浜駅のバスターミナルから乗車してしまうという手もあります。
園内は全体的に動物との距離が近いため、とても満足感がありました。本当に入園料無料で良かったのだろうか。そして野毛山動物園にもかわいいオブジェや看板が沢山あったため、以下にまとめます。
- チョコレート色のオブジェ
- おしっこに注意
- 謝るレッサーパンダ
- きょりをとりましょう
- ペンギン家系図
- オグロワラビーからのお知らせ
- この先、階段です
- クジャク・カメの出口看板
- 木の上のレッサーパンダ
- しろくまの家
- 【おまけ】飛べない鳥の看板
チョコレート色のオブジェ


ツキノワグマ舎とペンギン舎付近にあるそれぞれのオブジェ。全長30cm程。チョコレートで出来ているかのような色と質感。
残念ながらペンギンは公開されていなかったが、ツキノワグマは至近距離で見ることができた。檻の中をぐるぐると、全く同じ動きを繰り返しながら歩き回っていた。上野動物園のクマ数種も同様の動きをしていたが、何かの習性だろうか。
おしっこに注意
ライオンもかなりの至近距離で見ることが出来て驚いた。その迫力に魅了されたのか、柵の前には人だかりが出来ていた。
ふと隣の空の檻を見てみると、写真の看板が。確かにあの距離で、お尻を向けられたら危険かもしれない。再度ライオンに目を向けると、唸りながら人々にお尻を向けている最中だった。思わず逃げた。
謝るレッサーパンダ



この動物園の謝罪担当はレッサーパンダ君らしく、事あるごとに謝罪をしていた。工事現場にもよくあるこの謝罪看板、かわいいイラストが見られるのは嬉しいが、そんなに謝らなくてもいいのに…という気もする。
きょりをとりましょう
各所の柵の前に、ソーシャルディスタンスを促すため地面に貼られていた看板。1mに1枚くらいの間隔で複数枚ある。踏みつけてしまうのを躊躇うほど可愛い。半分強の動物のエリアにこの表示があるため、見つけ次第撮影していくとコレクションのようになり楽しい。



ちなみに、入園時から気になっていたが、園内各所の看板等で使用されているこの「野毛山動物園の動物イラスト」がとても可愛い。撮影の手が止まらない。
ペンギン家系図
ペンギンの世界は、動物の中では少数派である一夫一妻制。そのため、人間のように精度の高い相関図を作成することができる。
某水族館では飼育員さんまでを巻き込む愛憎にまみれたペンギン相関図が有名だが、こちらは至って平和だった。手作り感が溢れているところも良い。
オグロワラビーからのお知らせ
特になし。
この先、階段です
困っているベビーカーの親子のピクトグラムの先には、既に上段にいるレッサーパンダ。この階段を上った先にレッサーパンダ舎があることを示していると思われる。
クジャク・カメの出口看板


イラストも色合いもかわいい看板。クジャクの方は園内の至る所で見つけた。鮮やかなオレンジ色のものもあったので、写真左のものは色褪せている状態かもしれない。
対して、カメの方は1枚しか見つけることができなかった。探し方が悪いのか、レアキャラなのか。もしかして、もっとたくさん種類があったのか…?
木の上のレッサーパンダ
レッサーパンダ舎に貼られていた注意書き。枝に身を任せるイラストが可愛い。ここは低い柵があるだけでガラスの壁等の障害物がなく、かなりの至近距離でレッサーパンダを見ることができる。
しかし確かに見当たらない。でもまさか、イラストのような可愛い姿を見られるなんて事が…
本当にあった。(写真中央)
しろくまの家
個人的に園内で一番楽しかった施設。1999年まではこの場所でホッキョクグマが飼育されており、その跡地を撤去せずにそのまま見学エリアとして整備したとのこと。しろくまの家の玄関(?)からバックヤードに入ることができる。


玄関を入るとすぐに、複数の鍵が付けられた厳重な扉が展示されている。大型の動物には必要不可欠な設備であるとのこと。そして展示個所に添えられた説明書きのイラストが可愛い。


角を曲がるとオスの寝室。ここにも大きな南京錠と可愛いイラスト看板がある。よく見ると中に大きなシロクマ(人形)が。
迫力がある。安眠を妨害されたのだろうか。
隣にはメスの寝室があり、そちらは解放されているため中に入ることができる。体の大きさのわりに小さめな印象。


そのまま外からメスの寝室を見ると、知らない間に自分が見世物になっていたことに気がつく、恐ろしい仕掛け(左の写真右下に注目)がある。その近くにはお菓子を買ってもらえずスーパーの床で駄々をこねているような姿の子グマが転がっている。楽しい。
【おまけ】飛べない鳥の看板
飛べない鳥の看板を踏み台にする野生のカラスです。