基本的に1人旅のため、旅行期間中のカメラロールは風景と建物で埋まっています。
ただ、それだけだと何だか味気ないので、最近は歩きながら気になったものは何でも*1撮るようにしています。
大きなカメラだと気が引けてしまうような些細な物でもスマホのカメラなら気軽に撮影できるし、そのくらい些細な物の方が、数年後に写真を見返した時に旅の細かすぎる思い出が蘇りやすいという利点もあります。
こうして溜まった心惹かれる街角の看板*2を、細かすぎる旅の思い出と共に7つ紹介します。
- 旦旦と背比べ @神戸市立王子動物園
- ホッキョクグマ顔出しパネル @天王寺動物園
- 聖徳太子の飛び出し坊や @四天王寺
- シルクハットの紳士 @京都市営地下鉄ホーム
- マツバさんとゴーストタイプの仲間たち @京都国際マンガミュージアム
- 新選組のまち @四条大宮駅
- ことちゃん @高松琴平電気鉄道(ことでん)
- 【番外編】台湾の地下鉄
旦旦と背比べ @神戸市立王子動物園
恥ずかしながら、全く存じ上げておりませんでした。上野と和歌山以外にもパンダが居るということを。
王子動物園を訪れた際、最寄駅の時点で既に地域一体としてパンダのタンタンを推している様子が伝わってきました。*3そんなにお勧めされたら行くしかなかろう。
観覧エリアには人も少なく、タンタンの姿がよーく見えました。全くこっちを向いてくれなかったけど。
寂しい気持ちでパンダ舎を出て、すぐに見つけたのがこの看板です。
素敵な笑顔が心に沁みました。
ホッキョクグマ顔出しパネル @天王寺動物園
通天閣のすぐ近くにある天王寺動物園には、プロ意識の高すぎるホッキョクグマがいます。その名はイッちゃん。
本人としてはただ単に遊んでいるだけなのかもしれませんが、ボールや壊れたバケツを駆使し、陸と水辺とを行き来しながら遊び回る様子はまさに動物園を訪れる観客が望む姿そのものであり、ずっと見ていても全く飽きません。気づいたら30分くらい経過していた。
そのホッキョクグマ舎の隣で見つけたのがこの顔出しパネルです。
臨場感溢れる防寒着姿。
聖徳太子の飛び出し坊や @四天王寺
天王寺動物園から北へ徒歩15分ほどの所にあるお寺です。
聖徳太子が建立した寺として教科書でもお馴染みのこのお寺、四天王寺前夕陽ケ丘駅から歩いて行く場合、最寄りの入り口が裏手の門になります。
近くには小学校があり、子供も多く行き来しています。よく考えると教科書に載るようなお寺が近所にあるなんて凄いこと。しかも聖徳太子、超メジャー級の歴史上人物です。
地元の方々に交じって境内を歩いている際、ふと目に留まった看板がこちら。
飛び出す太子さま。
シルクハットの紳士 @京都市営地下鉄ホーム
京都は寺を見に来たのか人を見に来たのか分からないくらい観光客が多い。
京都駅前のバス乗り場は何かのアトラクションかと思うレベルで列が出来ています。*4
駅から遠い場所が目的地の場合はとても焦りますが、最近は初めから地下鉄・バス1日券を購入し、地下鉄も併用するようにしています。
元々移動手段として地下鉄が好きです。特に京都市営地下鉄は発車メロディがとても雅で粋です。
メロディ以外の好きなポイントとして、こちらも挙げたい。
表情が読み取れない。
ちなみにこの看板のことを検索してもあまり情報が出てきません。探し方が悪いのか、他の人には見えていないのか。
マツバさんとゴーストタイプの仲間たち @京都国際マンガミュージアム
京都市営地下鉄烏丸御池駅のすぐ傍にある京都国際マンガミュージアム。
入場料を払い敷地内に入ると、小学校を改装したレトロな建物の中にある漫画が全て読み放題となります。
京都旅行中、終日雨の日があったので、勿体ないかなと思いつつも漫画を読みに行きました。館内をうろうろし、昔読んだことのある漫画を探し求め、だらだらと読む贅沢な1日でした。*5
どの漫画も面白かったのですが、この日1番感動したのはこちら。
エンジュシティ。
スタッフの方の作品かと思いますが、この絵をこの場所に描こうと思ったセンスに泣かされました。素敵な絵をありがとうございます。
新選組のまち @四条大宮駅
新選組の屯所跡である、旧八木邸に行きました。当時の建物が今も残っていて、「ここに血しぶきが飛んで…」「これが実際の刀傷で…」等、かなり血の通ったガイドを聞くことが出来ました。彼らは本当に生きていたのだな、と実感できるとてもいい経験でした。
さて、最寄り駅である阪急電車四条大宮駅の駅舎の壁にさりげなく設置されている看板がこちら。
血しぶきとは何だったのか。
ことちゃん @高松琴平電気鉄道(ことでん)
高松市内を走ることでんのマスコットキャラクター、ことちゃん。
レトロな駅や車内の至る所に出没しています。
セリフが付いていたり、表情やポーズのパターンも多いため、電車の待ち時間に駅構内やホームを歩き回りことちゃんを探しました。
ポスター、ゴミ箱、自販機、うどん屋の看板*6など、短時間で結構な数が見つかりました。マスコットへの愛を感じる。
どれも捨てがたいですが、一つ選ぶとしたらこちら。
ことちゃんは悪くないよ!!!
【番外編】台湾の地下鉄
国が違えば文化も異なります。
初めての海外旅行、1人で台湾へ行きました。1人旅の難易度として台湾はかなりイージーな部類かとは思いますが、言葉、景色、匂い…こんなにも見ず知らずのものに囲まれた経験は初めてでした。*7
異国でたったひとり。不安しかありません。
現地では主に地下鉄を使って移動しました。ふとホームの壁を見て、その可愛さと物珍しさに驚いた看板はこちら。
そっと肩の荷を下ろしました。